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梅小路蒸気機関車館、最後の1日(2)

今後、梅小路蒸気機関車館は建物を中心にリニューアル工事が行われ、来春オープンの京都鉄道博物館と一体となって整備、開館します。

ファンの期待乗せ「京都鉄道博物館」へ

大阪市からきた男性は「人と蒸気機関車のコラボが好きで、もう何度目の来館かな。いつ来ても良い写真が撮れる最高の場所でした。閉館は残念だけど来春また会いにきます」。吹田市からきた男性は「後世に自慢できるようしっかりとリニューアルしてほしいです。今の梅小路らしさも残っているといいな」と話していました。

ところで、この日はメディア向けに建設中の京都鉄道博物館が特別に公開されました。公開されたのは、本館の3階屋上部分にある展望デッキ「スカイテラス」です。

ほぼ360度見渡すことができ、東寺の五重塔や京都タワーなどとともに京都駅を発着する東海道新幹線N700系、東海道本線を行き交う特急「サンダーバード」「はるか」、貨物列車などなど様々な列車がまるでジオラマのように見えます。運が良ければ、黄色い新幹線「ドクターイエロー」にも出会えるかもしれません。時間の経過を忘れさせてしまうこのテラスは間違いなく、鉄道ファンの聖地に加わることでしょう。

京都鉄道博物館

建設中の京都鉄道博物館「スカイテラス」で
握手する京都市の門川大作市長と
JR西日本の真鍋精志社長

梅小路蒸気機関車館閉館の寂しさを上回るワクワク感―。京都鉄道博物館の開館が待ち遠しいです。

あらしん 鉄道をこよなく愛するヲタク。鉄ちゃんジャーナリスト。一部私鉄を除き、全国の路線を乗車。鉄道好きが高じて車内販売員歴も。現在一人息子を立派にしよう?と鉄道のイベントに連れ出していたが、最近はなかなか付き合ってくれない

(トラベルニュースat 15年9月10日号)

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