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世界遺産・富岡製糸場の魅力発信 群馬県立世界遺産センター「セカイト」、コロナでオープン延期も新学習施設に期待

20/04/03

群馬県富岡市に群馬県立世界遺産センター「世界を変える生糸(いと)の力」研究所がオープンする。3月27日にオープンを予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、オープンは先送りになったものの、開業後は世界遺産・富岡製糸場の価値や魅力を発信していく。

同センターの略称は「セカイト」。歴史的倉庫群「富岡倉庫」のひとつ、明治33年建造のレンガ造りの1号倉庫をリノベーションした。世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」について紹介するほか、地元を支えてきた絹産業や絹に関する歴史・文化を研究、情報を伝える。

群馬県立世界遺産センター

群馬県立世界遺産センター外観

エントランスには繭を素材に用いた芸術作品を展示。館内では大スクリーンで稼働していた同寺の製糸場の光景を高精細CGで再現したガイダンス映像を上映するほか、世界遺産を構成する富岡製糸場、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴といった資産、群馬県の絹産業や絹文化などについて紹介する。

開館時間は9―17時。観覧料は無料。

オープン日など詳細についてはhttps://worldheritage.pref.gunma.jp/で確認を。

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