京都岡崎十石舟が運航スタート 新緑の5月6日まで
18/04/10
京都市左京区の琵琶湖疏水をめぐる「岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり」。運航は新緑が映える5月6日まで。
今年で7回目を迎える桜回廊のライトアップの点灯式が3月30日に行われた。京都市の岡田憲和副市長はあいさつで「今年は明治維新から150年。京都にとって明治維新は特別な意味がある」と切り出した。江戸に都が移り京都の人口は3分の1に激減したが、先人たちは琵琶湖疎水で事業用の水力発電を起こし市電を走らせる偉業を行ったと説明し「あきらめず努力する姿勢を学びたい」。
岡崎桜回廊十石舟めぐり実行委員会の上原龍男副委員長(京都府旅行業協同組合理事長)は「運航を始めて今年で14年目になる。続けてこられたことに感謝し、これからも安全運航と笑顔のおもてなしでお客様を迎えたい」と話した。
十石舟は乗船客が年々増えて、昨年は44日間の運航で過去最高の2万570人が乗船。外国人観光客も増え、昨年は203件613人が利用した。
京都通のガイドと歩く「十石舟めぐりと京都散策」などを組み合わせた企画も実施し、国内外の乗客増を目指す。
十石舟の乗船料は大人1200円。
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