偉人が遺した”財産”を訪ねて 堺を歩けば
まち歩きの名所として注目が集まる大阪・堺市。戦国期を中心に歴史の表舞台に立ち、多くの偉人を輩出し愛されたまちだからこその重層的なまち歩きが楽しめる。なかでも旧堺エリアは歴史やものづくり、名店などの魅力が凝縮されている。
そんな旧堺の“偉大な財産“を身近に親しんでもらおうと発刊されたのがガイドブック「堺を歩けば」。
武野紹鴎、三好長慶、織田信長、豊臣秀吉、千利休、フランシスコ・デ・ザビエル、徳川家康ら中世から、与謝野晶子、松下幸之助ら近代や現代に至るまで日本史を彩る人物ゆかりの点在する足跡をまとめている。
ガイドブックは南北3キロ、東西1キロの細長いエリアを4分割して紹介。名所の解説はNPO法人堺観光ボランティア協会理事長の川上浩さんが担当し、随所に「川上浩の目」としてまち歩きの現場を知り尽くした目線で案内している。
また世界に誇る堺の名店や町屋改造のカフェ&ゲストハウスなど「新旧融合」した名所も数々登場する。実は京都に負けないというか勝る歴史を持った店もあったりする。
A5版オールカラー132ページ。本体815円+税(税込880円)。104B発行。
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