ほんまもんの京都に迫る JTB西日本が18年3月に「みやこ学び旅」
JTB西日本は11月10日、京都を舞台に京都独自の文化を学ぶ旅プログラム「みやこ学び旅2018」を発売した。来年3月に7日間の短期集中講座を開講し、講義やフィールドワークを通して京都の世界観に深く迫る。
プログラムは京都市観光協会と日本おもてなし学会、京阪ホールディングスという産官学連携によって生まれた商品。「学び」で大人の知的好奇心を満たすという、京都での新たな滞在のスタイルを生み出そうと企画した。17年3月には「幕末維新と大政奉還」をテーマに実施し、のべ750人が参加した。
今回の「みやこ学び旅」は18年に迎える明治維新150年を記念して「明治維新と西郷隆盛」がテーマ。幕末の動乱の舞台となり、苦境に陥った京都が時代の大転換となった近代においてどのような変遷をたどったかを学ぶ。
座学講座では、平安女学院大学京都キャンパスで明治維新と西郷隆盛をテーマに近代京都の礎を学ぶ専門家による講義を展開。実際に京都のまちで学ぶ課外講座では京都市観光協会の冬のキャンペーン「京の冬の旅 非公開文化財特別公開」対象寺院を専門家と訪れるバスツアー、京都の魅力を発信する「らくたび」ガイドの解説による歴史探訪まちあるき講座、1泊2日で比叡山延暦寺会館に宿泊、座禅や朝のおつとめ、写経なども体験できる心の学び講座を実施する。
1講座からでも参加できるが、全12の座学講座を受講すると「修了証」を発行。京都の文化、魅力の情報発信者として認定する。
期間は18年3月9日―15日。料金は1人あたりで座学講座が各2500円、課外講座が7千―9千円、1泊2日は3万1千円など。申切締切は各講座開催日の7日前。
問い合わせ、申し込み先は、みやこ学び旅受付事務局 電話075―365―7727。