ゲゲゲの女房
10/02/26
3月29日から放映されるNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の原案となった武良布枝さんの自伝。布絵さんは、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげるさんの妻で「強烈な個性を持った」(本文から)夫を支え、朗らかに生きていく自分と家族の半生を描いた。 |
島根県安来市で生まれ育ち、水木しげるさんとお見合いの5日後に結婚した。見合い前は、東京で貸本マンガ家をしていて裕福という仲人の紹介だったが、上京してみるとそこに待っていたのは赤貧生活だった・・・。
布枝さんが自伝を書くことになったのは、出版社の人に「人生は、終わりよければ、すべてよしですよ」と何気なく言ったのがきっかけだったという。「自分が選んだ道をひたむきに生きれば『来るべきときが必ず来る』」(あとがきから)のだ。