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新しいバス旅創造へ“カリスマ”が動く 西バス「めぐりしあ」

豪華車両で京都への旅 随所に“カリスマ添乗員”の実力

今回は鉄道ネタではなく、バスツアーです。

西日本ジェイアールバス(西バス)が会社発足30周年の今春からバス旅行ブランド「めぐりしあ」を立ち上げました。貸切営業部長にカリスマ添乗員の平田進也さんが就き、ユニークな企画が話題になっています。

6月6日、平田さんが西バス社員として初添乗するツアー「ありがとう30周年! 未体験ツアー初めてのお座敷遊び」に参加。1人1万9800円と高めのツアー代金で平日の催行にもかかわらず、満員御礼です。

車両は、AKB48の総監督・横山由依さんがアンバサダーとして「座り心地のよいバス」とPRしている豪華3列シート車「グランドリーム」と同型のバスです。

最初の目的地は、京都の北野天満宮。併設の史跡御土居では見ごろの青モミジを観賞しました。あいにくの雨模様でしたが、濡れたモミジの緑葉はとてもきれいでした。

昼食は、江戸末期に皇族も利用した老舗の西陣魚新(京都市上京区)で。明治期のお弁当箱を模した容器に入った「今出川御膳」をいただきました。

また、今回のツアータイトルにもなっている芸妓さんや舞妓さんとぜいたくなお座敷遊びを体験しました。その中に、目立つ方が登場。自ら「冷奴(ひややっこ)」と名乗り、太いアイラインに、濃い頬紅と口紅。着物を着くずし、艶っぽさを醸し出しています。が、白粉を塗っていないお顔にゴム製のカツラ。サプライズな平田さんの登場で、会場は一気に笑いの渦に包まれました。

平田進也さん

京都へのお座敷遊びツアーには
芸妓に扮した平田さんが登場

平田さんのファンという女性は「昼間から平田さんの芸妓さんの姿を見たのは初めて。1日中笑っていました。参加して良かったです!」。「(同ツアーを催行する)20日も参加しますよ!」という強者もいて、カリスマ添乗員の人気をひしひしと感じました。

めぐりしあでは、廃線した路線バスの復活運転や人気車両のさよならツアーなども行っており、発売直後に満員とか。西バスならではの企画がバスファンの心をくすぐるのでしょうね。鉄道とコラボしたツアーも期待しています、平田さん!

(あらしん=鉄チャンジャーナリスト)

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