「京都鉄博」「瑞風」に心躍る(1)
春です! 鉄道ファン待望の2大トピックスをお届けします。
運転シミュレータで運転士なりきり体験
JR西日本・京都鉄道博物館・瑞風
まずは、グランドオープンが間近に迫った京都鉄道博物館。報道関係者向け内覧会で、日本最大級の鉄道ミュージアムを見てきました。このコーナーで展示車両については何度か触れていますので、今回は館内での体験をレポート。
なんといってもイチオシは、本物の運転士なりきり体験。運転士が実際に訓練で使用する運転シミュレータがずらり。在来線用6台と新幹線用2台でそれぞれ運転を体験できます。正式オープン後は大人気間違いないですから、安全第一でじっくり運転してきました。
30メートル×20メートルで日本最大級のスケールを誇る鉄道ジオラマでは、本番さながらにSLから最新新幹線W7系、近鉄「しまかぜ」や阪急8000系通勤型電車など日本全国の様々な車両が走っていました。スタッフが車両紹介をしながら手動で運転し、約20分間で鉄道の1日がわかる仕組み。
初代「ブルートレイン」の食堂車ナシ20形24号車の車内では、弁当10種類が販売されます。オリジナルは4種類で「ウメテツランチBOX」のほか、大きなシャケとたまご焼きに梅干しののったごはんで懐かしいイメージの幕の内弁当も。
初代館長の三浦英之さんは「お子様には運転シミュレータがおすすめ。大勢の人に感動やひらめき、また新しい発見を持ち帰っていただけるよう運営したい」。入館料は一般1200円。
(トラベルニュースat 16年4月10日号)