呑み鉄、夜行列車に酔う サロンカーあかつきの旅(1)
0月から始まった長崎デスティネーションキャンペーンを盛り上げようと、日本旅行が特別に仕立てた団体臨時夜行列車「サロンカーあかつき」に乗ってきました。大阪―長崎の走行距離約790キロ、所要時間は18時間という、乗り鉄垂涎のロングランツアーです。
懐かしさ満載 乗り鉄魂に火つける企画
日本旅行・団体臨時夜行列車
サロンカーあかつきは欧風客車「サロンカーなにわ」と、京都・大阪―長崎・佐世保を結んでいた伝統のブルートレイン「あかつき」を合わせた今回限りの列車名。
「夜行列車」「客車列車」「JR他社へ直通乗り入れ」「サロンカーなにわで大阪―長崎を往復するツアーはこれっきりの可能性」など、乗り鉄の心をくすぐるキーワードが目白押し。定員168人に対し、キャンセル待ちは400人にもなったそうです。
11月25日16時前大阪駅3番線に、国鉄時代から活躍する通称ロクゴ(PF)のEF65―1132号機が入線。「あかつき」の丸いヘッドマークがまぶしいです。サロンカーなにわも7両フル編成です。定刻の16時02分、ロクゴが発するピーという懐かしい汽笛が大阪駅に響き、ゆっくりと動き出しました。
(トラベルニュースat 16年12月10日号)
→呑み鉄、夜行列車に酔う サロンカーあかつきの旅(2)に続く