地域と融合した光・音・食の芸術祭 能勢電鉄沿線1市3町で10月30日から2年に一度の「のせでんアートライン」/大阪・兵庫
21/09/15
能勢電鉄沿線の1市3町(兵庫県川西市、猪名川町、大阪府豊能町、能勢町)を舞台にした2年に一度の芸術祭「のせでんアートライン2021」が10月30日―11月23日に開かれる。サブタイトルは「『光』と『音』と『食』の芸術祭」。芸術の秋は京阪神近郊の自然豊かな地で現代アートに触れ合おう。
のせでんアートラインは2013年、同電鉄の開業100周年事業としてスタート。今回で5回目を迎える。地域の人々とアーティストが一体となってつくる芸術祭で、今回のテーマは「Enlarged Mentality―他者との世界を共有するもの」。コロナ禍で変わる世の中に対し、視野の広い思考様式を持ちながら新しい未来を考える機会を創出することを目的としている。
能勢電鉄沿線から妙見山山頂エリアを会場エリアに、地域の歴史・産業・伝統と接続したアートを展開。妙見山の「芸能信仰」「北極星信仰」から着想を得た「音」と「光」を中心とする芸術を制作し、土地の歴史、風土、民俗に由来し人の手で生み出された「食」や「暮らし」を拡張させる取り組みを展開する。
オープニングイベントとして10月30日にはオンライン音楽祭を開催。11月20―23日は能勢町の旧東郷小学校校庭での野外シアターで閉幕する。
また、同電鉄沿線で公募による地域プロジェクトも開催する。
料金は一部を除き無料。詳しくはhttp://noseden-artline.com/2021/へ。
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