幕末を光で表現 大阪城公園で2月25日まで「イルミナージュ」
大阪市中央区の大阪城公園・西の丸庭園内特設会場で、LED電球約300万個を使ったイルミネーションイベント「大阪城イルミナージュ」が開催されている。2月25日まで。
イベントは、1867年(慶応3年)の大政奉還・王政復古の大号令や戊辰戦争の勃発から、2017年と18年が150年にあたり、幕末の雰囲気を偲ばせる風景をLEDイルミネーションで表現している。
巨大扇子や瓢箪のクリスタル提灯、徳川慶喜が大坂城を脱出した際の御座船などがイルミネーションとして登場。飲食ブースでは日本の伝統食を用意し、外国人客を含む来場者に幕末維新に“タイムスリップ”した情緒を味わってもらう。

LEDイルミネーションで表現した
徳川慶喜の「御座船」
イルミネーションの装束を身にまとった花魁道中や光る刀を持った新撰組と忍者によるパフォーマンスも実施しているほか、日本の伝統芸能である猿回しも楽しめる。
また17年4月に大阪城がフランスのブルターニュ大公城と友好城郭提携を結んだことを記念して「ブルターニュ大公城エリア」を設置。フランスの町並みをイメージしたシャンパングラスのモチーフや撮影スポットとして巨大なハートオブジェなどを用意している。
大阪城イルミナージュの営業時間は17―22時(ライトアップは21時30分まで)。入場料金は大人1200円。
旅行会社の予約窓口は旅Tomo(☎06―6195―6623)で、全旅クーポンの発券が可能。同社によると12月上旬で4千人のツアー申し込みがあるという。
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