夏本番!水の国・和歌山へ行こう
夏本番!水の国・和歌山へ―。県内各地の皆さんがトラベルニュース大阪本社を訪れ、この夏のイチ推し情報を届けた。
白浜町観光課の真鍋謙二郎さんの推しは、パンダと花火。白浜アドベンチャーワールドで昨年生まれたパンダの彩浜が8月14日に満1歳になる。生まれた時の体重75グラムにちなみ、事前に申し込んだ75組が参加するお誕生会が行われる。お誕生会の参加は限定だが、かわいい盛りの彩浜を見るのは誰でもOK。花火は23日まで連日メッセージ花火が行われているほか、10日には花火大会を開催。「お天気が少し心配ですが、白い砂浜の白良浜で泳いで、夜は花火、さらに日本三古湯の一つ白浜温泉でゆっくり癒してください」。
和歌山市観光課の山野直哉さんは、市北部の「加太」推し。加太へのアクセスは南海電車の加太・さかな線。和歌山市駅からの短い路線には、観光列車めでたいでんしゃ「かい」と「さち」が運行しているが、この2両が結婚しこどもの「なな」が生まれた。ななの車内はパワースポットの雰囲気で、運勢を占えるおみくじもあるそう。終点の加太駅から、遠浅で波穏やかな加太海水浴場へ。たぶん日本初というビーチグランピングが今夏オープン。美しい夕陽を見ながらゴージャスなキャンプが楽しめる。「和歌山市は今年、ふるさと観光大使にラルク・アン・シエルのHYDEさんが就任しました。HYDEさんも大好きなグリーンソフトは、市民のソウルソフトです。市内の子どもたちはソフトクリームを緑色に描くほどです」。
田辺市観光振興課の田中大吉さんは「私のたなべ街歩き」がイチ推し。今年創建1600年を迎えた世界遺産・鬪雞神社をはじめ、市民のおすすめのスポットを歩く。鬪雞神社や南方熊楠顕彰館など3カ所のスタンプを集めるとトートバックがもれなくもらえるほか、ペア宿泊券や特産品の詰め合わせが抽選で当たる。まずは市民のコメントが載ったパンフレットをJR紀伊田辺駅でゲットしよう。「キャンペーン協力店でショッピング、食べ歩きも楽しんでください。8月18日までは扇ヶ浜海水浴場もオープンしており、海上遊具は子どもたちに大人気です」。
那智勝浦町観光協会の斉藤文子さんは、世界遺産登録15周年記念の熊野三山めぐりを勧めた。熊野三山は熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の総称。那智勝浦町の熊野那智大社は、青岸渡寺が並んで建つ神仏習合のかたちを今も残す。この三社一寺で記念のご朱印を発行。4つのご朱印を集めると特製手ぬぐいが先着1000人にもらえる。今年限りの記念手ぬぐいだ。「熊野那智大社と青岸渡寺に参詣される際は、ぜひ熊野古道・大門坂を歩いてみてください。女性はもちろん、男性用、お子さん用のレンタル平安装束を用意していますので、ご家族で平安貴族になりきってお参りください」。
「水の国」を標ぼうする和歌山県観光振興課の中村誠宏さんの推しは、田辺市の百閒山渓谷。滝と巨石が織りなす渓谷美は清涼感もあり夏にぴったりだという。初心者も歩きやすい約2時間の散策。もう一つは、古座川のカヌー。透明度の高い川下りは、まるで空中を漕いでいるような錯覚に陥るとか。「秋以降は、奈良、高野山、熊野、伊勢の4つの聖地をめぐる企画も予定しており、宿泊料10万円キャッシュバックキャンペーンも行います」。
最後に、和歌山県観光キャンペーンスタッフきのくにフレンズの角谷奈緒さんは「和歌山は山と海とすごく近いので、自然を一度に味わえます。温泉も県内全域にあるので疲れも癒すことができます。ぜひ遊びに来てください」。
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