石の博物館「玄武洞ミュージアム」がリニューアルオープン/兵庫
18/03/08
兵庫県豊岡市の「玄武洞ミュージアム」が3月24日、リニューアルオープンする。新しい展示構成など施設内容をパワーアップし、山陰海岸ジオパークの一角をなす玄武洞と鉱物、生命にまで広範にわたり「石」の世界に迫る。
同館は1971年開館。約160万年前の火山活動によってつくられた、多角形の玄武岩の石柱が縦に横に斜めに並ぶ巨大な洞窟「玄武洞」観光のひとつの軸として、そして県内最大の「石の博物館」として存在感を示してきた。
リニューアルは総工費8億円をかけ、延べ床面積は1500平方メートルに。玄武洞にまつわる石の展示をメーンに、地質の歴史から生物、生命の歴史へと解説の幅を広げるなど展示内容の充実を図ったほか、飲食・物販などサービス施設棟の新設でおもてなし面も強化した。
博物館棟1階では「玄武洞と玄武岩・山陰海岸ジオパークと人々の暮らし(伝統工芸の杞柳細工など)」、2階では「鉱物の美しく不思議な世界・化石で見る生命の歴史」の展示を展開。光る石のコーナーやカンカン石の楽器などの展示に、アジアゾウやティラノサウルス・翼竜などの大型化石やハンズオンも荒新に加わる。かご編みや石のペンダント作りの体験もある。

2階にはティラノサウルスが
営業時間は9―17時、水曜休。入場料は大人800円、小人400円、幼児300円。
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