京都市京セラ美術館、6月19日から府外客の来館が可能に/京都
20/06/15
京都市左京区岡崎に5月26日にリニューアルオープンした「京都市京セラ美術館」。新型コロナウイルス感染防止のため来館は京都府民に限定しているが、6月19日から府外からの来館を始める。コロナ第2波に注意しながら、より幅広く新しくなった京都の美の殿堂を楽しんでもらう。
京都市京セラ美術館は昭和8年の開館から87年間、京都の美術振興を支えた「京都市美術館」にネーミングライツ制度を導入して耐震性の向上などを施してリニューアル。現存する日本最古の公立美術館建築の本館は保存・継承することに加え、現代アートに対応する新館「東山キューブ」で新進作家を支援するスペース「ザ・トライアングル」を新設したほか、カフェやミュージアムショップも設けた。

京都市京セラ美術館(撮影:来田猛)
府外からの来館にあたっては、引き続き事前予約制による入館制限と検温などの対策で衛生体制を強化。入館は一度に4人まで、観覧時間は1時間以内を目安、マスク着用なども設定している。定員は展覧会30分ごとに75人。入館制限は7月5日までを予定しているが、状況によって継続することもあるという。
事前予約はHP(https://kyotocity-kyocera.museum/)か、電話075―761―0239で。
現在、展覧会は「杉本博司 瑠璃の浄土」「京都の美術250年の夢―最初の一歩:コレクションの原点」を開催している。
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