群馬DC、4―6月に開催 旅行者ファーストで多彩な体験企画
群馬県やJRグループは4月1日―6月30日の3カ月間、大型観光キャンペーン「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」を展開する。2011年以来9年ぶり5回目となる群馬での今回のDCのテーマは、「心にググっとぐんま わくわく 体験 新発見」。県内各地の観光の魅力を定番のものから掘り起こした新しい素材まで幅広く用意。多彩な体験企画で期間中1775万人の観光入込を目指す。
今回、心がけるのは「旅行者ファースト」。HPやSNSを駆使するほか、デジタルガイドブックの配信などで手軽な観光情報の取得を強化。SNSを使った「#(ハッシュタグ)」キャンペーンの展開などで旅行者からの口コミも促す。
また、東京オリンピック・パラリンピックの開催を目前に控え、インバウンド向けのPRも強化。NEXCO東日本やレンタカー事業者、県内の大学と連携して交通面での利便性も図る。
体験企画は、5つのテーマで「楽しみ方」を提案。安中市では信越本線新線横川―軽井沢間の廃線跡を歩くウオーキングイベントを期間中にわたって、館林市では「つつじまつり100人大花見茶会」と題して、1721年に開かれたという最古の花見を4月29日に再現するなど、新たな企画を並べる。
「特別な群馬の旅」はDC限定の旅行プランをオンライン旅行予約サイトと連携して販売。上州和牛や上州地鶏など県内の食材を使った料理や、地酒などを味わえるプラン、朝・夜の観光企画などを用意して宿泊の楽しみを提案する。
そのほか、旅行プラン作成サイト「PLAT」による「ぐんま旅プランコンテスト」、約6万4千人が登録する「ぐんまウェルカムサポーターズ」による県内の旅館ホテルや観光施設などでのおもてなし、臨時列車の運行で鉄道の旅をアピールすなど、様々な施策を実施する。
群馬DC特設サイトはhttps://gunma-dc.net/dc。
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