梅の名所で冬の美を 京王百草園で3月12日まで「梅まつり」/東京
23/02/15
京王電鉄は3月12日まで、京王百草園(東京都日野市)で毎年恒例の「梅まつり」を開いている。若山牧水をはじめ多くの文人にも愛された都内有数の梅の名所で冬の美を堪能できる。
同園では、約2万6千平方メートルの敷地内に白と紅色の花を咲かせる梅「思いのまま」や、がくが緑色で美しい「月影」など、約50種500本の梅が咲く。松連庵前の樹齢300年超の名木「寿昌梅」はなかでも必見。2月中旬に見ごろを迎える。

寿昌梅(昨年の様子)
期間中は、梅のライトアップ」を金土日祝日を中心に実施。閉園時間を19時する。
また、平安時代の貴族気分が味わえる貝殻の中から一対の貝を発見する雅な遊び「貝合わせ」、的に向かって扇を投げて得点を競う「投扇興」なども。京王タクシーを使っての来園客には「京王百草園手作りの梅干し」をプレゼントする。
関東 の新着記事
- 長崎―開港都市横浜の前提 横浜開港資料館、5月24日から特別公開/神奈川(25/05/19)
- 深川の名園の季節の美 清澄庭園で5月24日から「花菖蒲と遊ぶ」/東京(25/05/16)
- 光と音の演出で往時の世界を 旧芝離宮恩賜庭園、5月22―25日に「夜会」開催/東京(25/05/13)
- 大名庭園でつつじを楽しむ 5月2日まで「春の六義園」/東京(25/04/18)
- 見頃を迎えたツツジに春を感じる 神代植物公園、4月8日から「つつじウィーク」/東京(25/04/04)