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観光列車乗り継ぎ“旬”を周遊 JR四国、アフターDCでツアー「四福の物語」を設定

17/12/08

JR四国は12月15日、四国内を走る観光列車に乗って四国4県をめぐるプレミアムツアー「四福(しふく)の物語」を発売する。季節ごとの見どころをピックアップし、四国ならではの“旬”を体感してもらう。観光列車を乗り継ぐというぜいたくな旅は注目を集めそうだ。

ツアーは今年4―6月に展開された四国デスティネーションキャンペーン(DC)の“アフターDC”として2018年度に開かれる「しあわせぐるり・しこくるり観光キャンペーン」にあわせて企画した。

ツアーは四季ごとに旅のテーマを設定。観光列車などを利用して四国内を周遊する。景観や食、文化、歴史などを感じられるコース設定で、四国ならではのおもてなしや一部列車のチャーター運行などで特別感の演出にもこだわる。

第1弾となる春商品は「桜の章」と「四国の伝統文化・維新の章」。いずれも観光列車「四国まんなか千年ものがたり」「志国高知 幕末維新号」「伊予灘ものがたり」を乗り継いで周遊する。

四国まんなか千年ものがたり

四国まんなか千年ものがたり

「桜の章」は4月1日から2泊3日の旅。高知県立牧野植物園の夜桜の特別公開、高知県佐川町の牧野公園での花見などで桜の美しさを堪能してもらう。善通寺法主による高話で旅をスタート、阿波池田駅では阿波踊りの出迎え、高知県津野町でのスターウォッチングと雲海見学、愛媛県・八幡浜湾クルージングなども含めた盛りだくさんの内容になっている。宿泊は高知市の城西館と津野町の天狗荘。

料金は1人12万5千円から。

「四国の伝統文化・維新の章」は4 月11日出発の3泊4日の旅。「四国まんなか千年ものがたり」で使っている香川漆器の酒器を監修した人間国宝・山下義人さんとの漆芸体験や四国こんぴら歌舞伎大芝居の観劇、高知県最古の酒蔵西岡酒造の見学、高知県梼原町の津野山神楽の公演などで四国の文化に触れる。宿泊は香川県琴平町の琴平グランドホテル桜の抄と津野町の天狗荘。

料金は1人17万5千円から。

販売はJR四国ワープ支店・駅ワーププラザ、日本旅行高松支店、穴吹トラベルなどで。両商品の販売は1月19日まで受け付ける。応募多数の場合は抽選となる。

今後、春、夏、秋、冬の各シーズンで2団程度ツアーを造成する予定。

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