観光業界専門紙「トラベルニュースat」が旅の最新情報をご紹介

ベスト・オブ・サービスエリアは海老名SA エアトリが調査

ドライブで旅行する機会が増える夏休み。旅行サイトの「エアトリ」がサービスエリア/パーキングエリアに関する調査を行った。回答した20-70代の772人の過半数56.7%が「サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)に寄ることを楽しみにしている」。その中でも、もっともおすすめのベスト・オブ・SA/PAに選ばれたのは、東名高速の海老名SA(神奈川県)だった。

海老名SAは利用者数、利用車両台数、売上高、店舗数が日本最大級の規模を誇り、選んだ人の意見には「ベビーや高齢者向けサービスが充実している」「トイレも清潔で快適」という意見も少なくなく、エアトリでは「多面的な視点でもSA/PAの王者と言えそう」としている。

調査ではグルメ、景色などジャンル別でおすすめSA/PAのランキングも発表している。

「グルメ」でおすすめのSA/PAは、海老名SAが1位。有名なメロンパンに加えて、えび焼きやジャージーソフトクリームなど美味しそうな食べ物がそろい「見ているだけでも楽しくなる」という声も。
2位は、淡路ハイウェイオアシス(神戸淡路鳴門道・兵庫県)。淡路牛、淡路島ポーク、鯛、淡路米、淡路島たまねぎと淡路島の特産品を使った料理がズラリ。明石海峡大橋と大阪湾を一望する絶景が美味さを引き立ててくれる。
3位の羽生PA(東北道・埼玉県)は、2013 年に鬼平犯科帳の世界観と江戸の街並みを再現した「鬼平江戸処」としてリニューアルオープン。鬼平犯科帳に登場するうなぎ屋や軍鶏鍋屋など江戸の世界観を再現している。4位は刈谷ハイウェイオアシス(伊勢湾岸道・愛知県)、5位は佐野SA(東北道・栃木県)だった。

「景色」で1位は諏訪湖SA(中央道・長野県)。SA内のウッドデッキ、温泉から諏訪湖と信州の山々を眺められる。冬は凍結した諏訪湖面に現れる氷の亀裂「御神渡り」が見られるチャンスも。
2位は、湖を見渡させる高台に立地する浜名湖SA(東名高速・静岡県)。SAから遊覧船に乗ることもできる。3位も同じく東名高速の富士川SA(静岡県)。雄大な富士山が目の前に広がる。「日本夜景遺産」に登録され、昼夜を問わず景観が楽しめる。観覧車もある。4位は、グルメで2位だった淡路ハイウェイオアシス、5位はNEOPASA駿河湾沼津(新東名・静岡県)。

ショッピングでおすすめは海老名SA。店の多さと品ぞろえの豊富さが評価を集めた。

レジャーでおすすめは刈谷ハイウェイオアシス。年間800万人を超える来場者があり、公園や観覧車、温泉など老若男女が楽しめる施設が充実。ダンスや演奏会などイベントも定期的に開催されているという。

調査では、SA/PAを目的地に出かけたことが「ある」と答えたのは6人に1人いた。エアトリでは「サービスエリア、パーキングエリアがどんどん進化を遂げていることを考えると、サービスエリアとパーキングエリアへのお出かけはますますメジャーなものになるかもしれません」としている。

この記事をシェアする
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

和歌山龍神に輝く夕夜景

大阪の中心部から車で約2時間、南紀白浜空港から1時間ほどの距離に位置する和歌山県田辺市龍神...

サステナブルアイランド四国への誘い・愛媛編

四国が進める観光のテーマは「持続可能」だ。社会全体のテーマとしてもはや中心に座りつつあるサ...

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ