国宝の二の丸御殿への特別入室など貴重な機会 12月21日から「世界遺産 二条城の早春」/京都
20/11/23
京都市中京区の元離宮二条城では12月21日から、国宝の二の丸御殿への特別入室や障壁画の原画を初公開する「世界遺産 二条城の早春」が開かれる。
国宝・二の丸御殿「遠侍 勅使の間」の特別入室は2021年1月4―25日に実施。朝廷からの使者を迎えた対面所とされていた空間で、通常は廊下からの観覧だったが、今回は入室し、間近から障壁画や天井画を眺められる。21年1月6、13、20日は学芸員による障壁画の解説会も開く。

勅使の間(下段)南西
「檜桃図」
12月21日―21年2月21日は「桃山の花木」と題して、初めて勅使の間下段の障壁画をすべて公開する。
また、非公開の「香雲亭」での特別昼食は、21年1月9日―2月23日に、1日48人限定の完全予約制で。庭園を眺めながら京水菜と甘鯛のゆば鍋や堀川ごぼう海老真丈射込みなど京料理「早春の二の丸御膳」が味わえる。3600円。
詳細はhttps://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/event/nijojosousyun/へ。
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