本尊の国内最大「十一面観音菩薩坐像」を特別公開 櫟野寺で4月19日から春の特別拝観/滋賀
21/04/16
滋賀県甲賀市の古刹・櫟野寺(らくやじ)では4月19日から、春の特別拝観を行われる。本尊の国内最大といわれる十一面観音菩薩坐像を特別公開。秘仏を参拝できる貴重な機会を提供する。5月9日まで。
同寺は天台宗総本山 比叡山延暦寺の末寺で、792年に最澄が延暦寺建立の際に、櫟の霊木に観音像を刻んだことが始まりとされる。本尊をはじめ20体もの重要文化財指定の仏像を有する。
今回特別公開される本尊・十一面観音菩薩坐像は、額の髪の生え際から足までの髪際高は2メートル39センチで台座や光背を含めて5メートルを超える国内最大の十一面観音菩薩座像として知られる。
特別拝観の時間は9―16時。
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