梅花と江戸の趣に初春を感じる　向島百花園で２月10日から「梅まつり」／東京

新年になるとすぐ初春のムードに。古くから梅の名所として知られる向島百花園（東京都墨田区）では２月10日から「梅まつり」が開かれる。梅の香りと江戸の趣が東京に初春の訪れを告げる。３月３日まで。

同園は江戸時代後期の開園当初から「新梅屋敷」と呼ばれるなど都内屈指の梅の名所として親しまれてきた。今でも20種類近くの梅が旬を迎えると花を咲かせ、初春ならではの香りに包まれる。

梅まつりでは梅花に加え江戸の文化を楽しむ企画を実施。「梅」を題材に俳句・和歌をしたためる「梅を詠む」は期間中毎日。２月11・18日は大黒舞い、放下芸など「江戸大道芸」が披露される。浮世絵師、葛飾北斎が描いた「北斎漫画」にも登場する「すずめ踊り」は２月12・15日。職員が園内の楽しみ方を案内しながら散策する「庭さんぽ」は２月23日、野草ウォッチングは２月17・24日に実施される。

詳しくはhttps://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032.htmlへ。