旅本のススメ
「食」は旅の動機になる フードツーリズム入門
日本フードツーリズム学会がこのほど「人はなぜ食を求めて旅に出るのか—フードツーリズム入門」(晃洋書房)を発刊した。 国や地域のアイデンティティを示しマーカーの役割を果たす「食」と観光促進を研究する同学会の中村忠司会長(東京経済大学教授...
超前向きな生き方を伝授 最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくる!
昨年4月に予定していた本紙の創刊50周年記念シンポジウムで基調対談をお願いしていた古田真一さんが初めての著書を上梓した。 書名は「最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくる!」(かんき出版)。著者名(ペンネーム)は、古田さんの子どものころ...
「人に会いに行く」ガイドブック ひろしま元気本
コロナ禍で交流がままならない今だからこそ「人に会いに行く」。そんなコンセプトで、広島県観光連盟(HIT)が観光ガイドブックを作成した。タイトルは「ひろしま元気本」。23人のユニークな県民にフォーカスし、広島から元気を届けようという類例のない...
日本文化の底力こそ回復策 「インバウンド再生」
キャリーバッグのゴロゴロ音を聞かなくなって久しい。都心には雨後のタケノコのようにホテルが建ち、ドラッグストアには外国語のPOPが並んでいた。やれ4千万人だ、6千万人はいけるぞと意気込んでいた海外からの観光客はピタッと途絶えてしまった。 ...
まずは潜在意識を味方に 誰でも「幸せなお金持ち」になる方法
ただのお金持ちではなく「幸せなお金持ち」になる方法をお教えします―。京都市在住のファイナンシャルプランナーの安部智香さんがこのほど「今日から始める! 誰でも『幸せなお金持ち』になる方法」(propus)を上梓した。 はじめに「お金は、...
近未来にあるべき地域観光の姿 地域観光事業のススメ方
本紙で「CS宣言!」を連載している高崎経済法科大学地域政策学部准教授の井門隆夫さんがこのほど「地域観光事業のススメ方~観光立国実現に向けた処方箋」(大学教育出版)を上梓した。 本書は、新潟県の第四銀行の会報誌に7年間に渡って書いたもの...
「旅人」が記す一期一会の本質 関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行―イタリアをめぐる旅
国民性や気質を見ておきたい。そうすると、本当の国際社会の姿も、本当の私たち日本人の姿も見えてくる―。本書の「はじめに」はそんな書き出し。あれ? 想像していたの違う。もっとお気楽な本ばかりだと…。 NHKのBS放送で見るとはなく見ていた...
偉人が遺した”財産”を訪ねて 堺を歩けば
まち歩きの名所として注目が集まる大阪・堺市。戦国期を中心に歴史の表舞台に立ち、多くの偉人を輩出し愛されたまちだからこその重層的なまち歩きが楽しめる。なかでも旧堺エリアは歴史やものづくり、名店などの魅力が凝縮されている。 そんな旧堺の“...
「ビワイチ」五感で感じる旅に びわ湖一周自転車BOOK
昨今「市民権」を得たサイクルツーリズム。日本最大の湖、滋賀県琵琶湖畔は「ビワイチ」として人気のサイクリングスポットだ。そんな旅の手助けとなる一冊が「びわ湖一周自転車BOOK」。テーマに応じたコースを設定、その途中に楽しめる旅の情報も紹介して...