今年も「幻の美術館」が帰ってくる 范曽美術館、2月17―19日に特別開館/岡山
23/01/26
范曽美術館(岡山市)は2月17―19日限定で特別開館する。毎年2月の第3土曜日に開かれる西大寺会陽にあわせたもので、今年も「幻の美術館」が帰ってくる。
范曽は人物画の鬼才と称された中国人画家。詩や書、画に優れた三絶の画家として世界的に高い評価を受けている。中国本国にも美術館は存在しないことが同館が「幻の美術館」といわれるゆえんだ。
今年の特別会館ではコレクションの中から書や画など一部展示を替え43点の范曽の作品を特別公開。創造と守護の女神「女媧」の神話をもとに描かれた「女媧補天を約20年ぶりに公開するほか、災い・疫病除けの神「鍾馗」を描いた作品も展示するなどコロナ禍退散も願う。
開館時間は10―16時。入館料は大人1千円、学生500円、中学生以下無料。
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