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「地下の弥生博物館」で古代の風土に触れる 鳥取市に「青谷かみじち史跡公園」がオープン/鳥取

24/04/04

鳥取市に3月24日、「青谷かみじち史跡公園」がオープンした。弥生時代の遺跡「青谷上寺地遺跡」から往時の景観や暮らし、美を感じてもらおうと県が整備。古代の鳥取に思いを馳せよう。

青谷上寺地遺跡は国史跡に指定。弥生時代前期終盤から古墳時代前期の集落の遺跡で、弥生時代の人々が製作、使用していた様々なものが発見されたほか、中国で製作された銅鏡や朝鮮半島で製作された鉄器をはじめ多くの貴重な品々が出土した。

同館では史跡の南側と展示ガイダンス施設を公開。史跡の南側では弥生時代の地形を復元し、湿地や弥生の田んぼ、畑、イベントひろばなどを整備した。たんぼのそばには米作りに使った高床倉庫が建つ。展示ガイダンス施設では遺跡の出土品を展示している。

青谷かみじち史跡公園

弥生時代の景観を伝える高床倉庫

開園時間は9―17時。

利用料はガイダンス棟と公園は無料、重要文化財棟は個人200円、20名以上の団体は150円、子ども・学生は無料。

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