東北三陸沿岸の力を発信 三陸国際芸術祭、9月―25年3月に開催
24/05/24
東北三陸沿岸地域を舞台にした「三陸国際芸術祭2024 訪レ(おとずれ)」が9月から2025年3月にわたり開かれる。10回目の節目を迎える今回も多彩なイベントラインナップで、東日本大震災の被災地として復興の力強い歩みを発信する。
三陸国際芸術祭は2014年にスタート。三陸国際芸術推進委員会と日本芸術文化振興会、文化庁が主催、舞台となる三陸沿岸地域の青森県八戸市から岩手県陸前高田市までの約5700キロ平方メートルにもおよぶ広大なエリアの各自治体らが共催する。
メインイベントは3本柱。「三陸芸能大発見サミット」は、三陸沿岸各地域や台湾の芸能団体らが演舞を披露。複数の文化施設を会場に八戸文化の展示・体験やワークショップなど八戸市内をめぐる回遊型イベントを開く。開催は10月11―13日。

岩手県宮古市の花輪鹿子踊り
「三陸オオツチ未来芸能祭・オオツチ祭生(さいせい)ミーティング」は、三陸沿岸地域の若い芸能継承者の交流ミーティングと芸能祭。芸能や地域の持続可能な取り組みをテーマに地域の未来を考える。岩手県大槌町内で10月5、6日に開催。
「三陸芸能祭LINK」は芸術祭開催期間中、三陸各地のまつりを軸に観光情報やモデルコースを紹介することで地域を味わう旅を提案する。
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