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バンドやダンスで躍動!“お坊さんのフェス” 知恩院で11月1日から秋のライトアップ/京都

19/10/26

京都市東山区の知恩院では11月1日―12月1日、「秋のライトアップ」が開かれる。よくあるライトアップイベントと思うなかれ。お坊さん約80人が参加して、バンドやダンスなども披露される、ポップな“お坊さんのフェス”なのだ。

もちろんライトアップイベントとしても重厚なもの。2020年春落慶の国宝「御影堂」、国宝「三門」、庭園「友禅苑」など境内各所を幻想的に照らし出す。三門では、柱に「南無阿弥陀仏」の文字をプロジェクションロゴライトで投影、階段には和傘を置いてライトアップ。同院所蔵の国宝「阿弥陀二十五菩薩来迎図」を基に作成された「方丈庭園」の9年ぶりの夜間特別公開も。

知恩院

ライトアップはもちろん見事

そして「お坊さんのフェス」。イベント自体の合言葉は“お坊さんに会いに行こう!”に定め、様々な企画を展開する。

「おてつぎフェス2019-HAND TO HAND-」は11月1―4日、16、17、30日、12月1日。過去最多となる40人のお坊さんが参加し、「坊主・オン・ステージ」では、同院のお坊さんによるバンド「ぽくぽくすまいる」、「廻天坊主」によるブレイクダンス、総本山式衆会による「みんなでつくろう!声明Live~歌って感じる極楽浄土~」、和太鼓や雅楽演奏のステージのほか、宝佛殿ではギターや三味線・二胡、紙芝居などを使った「変わりダネ法話」もあるなど、従来のお寺のイメージを覆すパフォーマンスは必見だ。

「聞いてみよう!お坊さんのはなし」は11月5―29日。お坊さんたちが気さくにトーク、木魚に触れ「南無阿弥陀仏」とお称えするというプチお寺体験が楽しめる。

SNSも駆使。期間中に撮影した写真に「#知恩院ナムい」タグをつけてインスタグラムに投稿する「ナムい!フォトコンテスト」を開く。

イベントの開催時間は17時30分―21時30分。

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