観光業界専門紙「トラベルニュースat」が旅の最新情報をご紹介
ホーム   >   旅行情報   >   関西

シャトルバスで小谷城跡へ“出陣” 北びわこふるさと観光公社、4月28日から運行/滋賀

18/02/20

一般社団法人北びわこふるさと観光公社(岸本一郎理事長)は4月28日から、滋賀県長浜市の戦国史跡「小谷城跡」へ向かうシャトルバスを運行する。近江一帯を治めた戦国大名・浅井氏の居城だった難攻不落の山城の全ぼうを求めて、湖北歴史観光を気軽に楽しみたい。

小谷城は戦国時代、浅井氏三代が居城とした近江・湖北の拠点。北陸道と中山道の要所をおさえ、琵琶湖へも近い小谷山にある。山の地形を利用し、攻めにくく守りやすい城を実現。現在は日本五大山城に数えられ、国指定史跡となっている。

シャトルバスは麓にある「戦国ガイドステーション」と小谷山中腹にある番所跡までを結ぶ。番所跡から本丸跡までは地元の語り部ガイドの案内のもと、徒歩で登っていく。織田信長の本陣があった虎御前山を望む展望台、眼下の眺めがすばらしい桜馬場跡、千畳敷とも呼ばれる城内最大の曲輪跡である、大広間跡などを経て本丸跡へ。必要以上に整備されておらず、往時の面影を残す城跡では大自然も見どころ。各所から望む琵琶湖と湖北地域の風景も魅力のひとつだ。

小谷城跡

小谷城跡からは湖北地域を一望

運行は11月末までの期間限定。運行日は4月28日―5月6日▽7月14、15、16、21、22、28、29日▽8月4、5、11、12、18、19、25、26日▽9月15、16、17、22、23、24、30日▽10月6、7、8日▽11月3、4、10、11、17、18、23、24、25、26、27、28、29、30日。観光シーズンの土日祝日を中心に運行する。運行期間中は小谷山林道が通行規制となる。
 
10時から14時15分の間に1日7便。乗車時間は約5分。ガイドの案内による散策は所要時間約60分。JR長浜駅から戦国ガイドステーションまでは無料シャトルバスで結ぶ。

料金は1人500円。

シャトルバスの運行は2011年からスタート。17年度は33日間の運行で約2500人が利用した。

問い合わせは同公社 電話0749―78―0300。

この記事をシェアする
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ