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梅雨時に感じる豪商の粋と京の風情 旧三井家下鴨別邸で「初夏のあじさい呈茶」/京都

21/06/21

旧三井家下鴨別邸(京都市左京区)では6月26、27日、敷地内にアジサイが咲き誇るなかでの「初夏のあじさい呈茶」を実施する。京の和菓子とお抹茶を通常非公開の茶室で味わう特別な体験。京の梅雨ならではの風流が楽しめる。

旧三井家下鴨別邸は大正14年に完成した豪商・旧三井家の別邸。大正期までの大規模別邸の屋敷構えが往時の威厳を伝え、重要文化財にも指定。建物見学や庭の散策、周辺の下鴨神社など京の美と風情を堪能できる。

敷地内では400株以上のアジサイが見ごろ。「初夏のあじさい呈茶」では、アジサイをイメージしたオリジナルデザインの京菓匠鶴屋吉信の和菓子「彩夏」とお抹茶を茶室で提供する。

1日7回実施で所要時間は各回60分。定員は各回事前予約6人、当日券2人。料金は1千円。13、20日も実施されたが事前予約は満員となった。

詳しくはhttps://ja.kyoto.travel/tourism/article/mitsuike/へ。

旧三井家下鴨別邸では7月16―18、23―25日に「夏の夜館開館―下鴨ランタンナイト」、8月20―22、27―29日は「主屋二階特別公開」など様々な企画も予定している。

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