「谷の御所」霊鑑寺で11月18日から秋の特別拝観 紅葉の庭園、書院、本堂を公開/京都
23/10/11
霊鑑寺(京都市左京区)では11月18日―11月30日、秋の特別拝観が開かれる。紅葉の庭園の散策や書院内部、本堂の公開など貴重な機会。「谷の御所」として知られる尼門跡寺院で深まる秋を感じたい。
霊鑑寺は1654年創建。後水尾天皇の皇女・多利宮を開基とする歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院。別名「谷の御所」と呼ばれた格式ある寺院だ。
特別拝観では、旬を迎えた紅葉の回遊式庭園を散策。後西天皇の院御所から移築した書院内部はガイド付きで紹介する。書院内では「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁画が見どころ。徳川家斉が寄進した本堂も公開する。
拝観時間は10時―16時30分。
関西 の新着記事