「椿の寺」霊鑑寺で3月20日から春の特別公開 庭園、書院、本堂を公開/京都
25/03/07
霊鑑寺(京都市左京区)は3月20日から春の特別公開を実施する。「椿の寺」とも呼ばれる椿の花々を愛でる散策や書院内部、本堂の公開など貴重な機会を提供。「谷の御所」として知られる尼門跡寺院で春の彩りを感じたい。4月13日まで。
霊鑑寺は1654年創建。後水尾天皇の皇女・多利宮を開基とする歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院。別名「谷の御所」と呼ばれた格式ある寺院だ。
特別公開では、日光椿をはじめ100種以上の椿を庭園で眺められる。後西天皇の院御所から移築した書院内部、徳川家斉が寄進した本堂はハイド付きで公開する。書院内では「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁画が見どころ。今年は約360年前の雛人形も展示する。

見事な椿に春を感じる
また、庭園入口には椿を使ったフォトスポットも。公開期間中のみの販売となる霊鑑寺オリジナルの御朱印帳や、椿があしらわれた御朱印も用意する。
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