天領の地の春、艶やかに 日田市で3月末まで「おひなまつり」/大分
21/02/15
大分県日田市では2月15日、桃の節句恒例の「天領日田おひなまつり」が始まった。市内各地区に雛人形が展示、江戸時代に栄えた「天領日田」ならではの艶やかな春を体感できる。3月31日まで。
江戸時代に栄えた日田には、豪商らが買い集めた雛人形が旧家に残る。華やかな節句祝いが行われてきた地域文化を伝えるべくして集まったこのイベントは今回で38回目を迎える。期間中は豆田地区や隈地区などの14施設で雛人形が展示され、往時の繁栄を伝える。
さらに、3月7日には桂林荘公園で「豆田流しびな」、3月1―20日は豆田まちづくり歴史交流館で「懐かしのきもの展」などのイベントを開催。レンタル着物の着付けもあり、和装でのまち歩きが桃の節句の旅をさらに楽しくさせる。
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