豪雨災害からの復興を祈願 延期の「三原やっさ祭り」、11月3―4日に開催/広島
広島県三原市では11月3―4日、市を代表する祭事「三原やっさ祭り」が開かれる。例年夏の恒例行事として開かれていたが、今年は平成30年豪雨による災害が発生し延期に。「三原浮城まつり」との同時開催となり、三原の二大祭りのそろい踏みで復興を力強く宣言する。
テーマに「復興祈願祭―がんばろう!三原」を掲げて開催する同祭り。今年で43回目を迎える恒例行事だが、災害を受けても火を絶やさず、市内外に元気をもたらす起爆剤として開くことを決定した。今年で15回目を迎える「三原浮城まつり」と同時開催することで、市全体の連帯感を醸成、市内外から多くの人が集まることで復興につながようという考えだ。
三原やっさ祭りは、 例年8月第2日曜を含む金土日曜に開かれており、約30万人超が集うビッグイベント。2日間にわたり開かれる「やっさ踊り」は、 約8千人の踊り手が17時ごろから三原駅前周辺を「やっさ、 やっさ」の掛け声とともに練り歩く。花火大会も開かれ、20時ごろから約1時間にわたり、糸崎沖から花火を打ち上げ。 2尺玉が打ちあがるとその迫力に観客皆が感嘆の声をあげる。

やっさ踊りでまちに元気を
今年は、来場者も参加できる「やっさ踊り」をメーンに、被災者を見舞う花火の打ち上げを計画。会場内では広島名物「樽募金」も行うなど復興に強くスポットを当てる。
三原浮城まつりは、戦国武将・小早川隆景築城の要塞・三原城、別名「浮城」をテーマの祭典。JR三原駅前から三原港にを舞台に、神楽や和太鼓演奏、 メーンの小早川甲冑部隊の旧城下練り歩きなど様々なイベントが開かれ、歴史絵巻にまちを包み込む。
三原やっさ祭りの公式HPはhttp://yassa.net/。
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