大阪水上バス、「淀川浪漫紀行」を9月13日に運航再開 「リモートガイド」も導入
20/08/11
大阪水上バスは4月26日から、クルーズ企画「淀川浪漫紀行」の9月13日から運航を再開する。毎月第2日曜に運航していたが、新型コロナウイルス感染拡大のため休止していた。
「淀川浪漫紀行」は大阪市・天満橋の八軒家浜船着場と枚方市・枚方船着場を結ぶもので、2017年9月から運航している。枚方市と京阪ホールディングスが国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所と、淀川舟運の活性化を目指して連携して取り組みを展開しており、その一環として設定している。
クルーズ船「ひまわり」に乗船しパナマ運河方式の毛馬閘門の通過を体験。船内では、江戸時代に淀川を往来する三十石船の旅人に親しまれた日本酒を復刻した「枚方くらわんか酒」や、淀川の語り部による淀川流域案内、「三十石船唄」などが楽しめる。
運航再開にあたり、「船と街をつなぐリモートガイド」を導入。第1弾として、枚方船着場近くの市立枚方宿鍵屋資料館の辻他久雄館長がオンラインで資料館や枚方宿について約15分間案内する。リモートガイドが今後も拡充を図る予定。
コースは八軒家浜9時30分発の「上り」と枚方13時30分発の「下り」があり、乗船時間は約3時間。
料金は市立枚方宿鍵屋資料館と淀川資料館の自由見学、弁当、お茶が付き5千円。
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