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伝統の「朝倉の梯子獅子」、3年ぶりの奉納 知多市・牟山神社で10月1―2日に/愛知

愛知県知多市の牟山神社で10月1―2日、伝統行事「朝倉の梯子獅子」が奉納される。コロナ禍の影響で3年ぶりの実施。戦国末期からという地域の長い歴史が受け継がれていく。

「朝倉の梯子獅子」は1598年、朝倉村で農作物を荒らしていたイノシシを梯子攻めにして退治、翌年から大豊作となったことで、1599年に豊年祭とイノシシ供養のために獅子舞を演じたのが始まりとされる。

31段の梯子と高さ9メートルのやぐらの上で、2人1組の獅子がお囃子に合わせ曲芸的な演技、はなれ技を披露。運勢の舞、櫓上の舞、感謝の舞の三部で構成され、1組約30分の舞が奉納される。

朝倉の梯子獅子

やぐらの上で披露される「大あおり」

1日に試楽、2日は大祭式典と本楽、子供獅子奉納が執り行われる。

また、10月8―9日に山口市で開かれる地域伝統芸能全国大会で朝倉梯子獅子青年会が地域伝統芸能奨励賞を受賞する。

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