露天戻り賑わい復活 野崎観音で5月1―8日、伝統の「のざきまいり」/大阪
23/04/13
野崎観音(大阪府大東市、慈眼寺)では5月1―8日、江戸元禄時代から約300年続く伝統行事「のざきまいり」が開かれる。7日までは4年ぶりに露店が出店。例年通りの賑わいが参道に戻ってくる。
のざきまいりは無縁経の御開帳に本尊十一面観音立像にお参りするもので、普段は本堂内に安置されている十一面観音立像が御簾を上げて直接お参りできる。昭和初期の「野崎小唄」、落語家・桂春團治の十八番「野崎詣り」、浄瑠璃や歌舞伎の「お染久松」などにも登場し文化的な知名度も高い行事として知られる。
期間中の7日まではJR野崎駅から約700メートル続く参道に130軒以上の露店が並ぶ。境内ではツツジや新緑が季節を伝え、5―8日は境内や本堂などで太鼓や落語など多彩な催しも開かれる。
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