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長崎県、「長崎と天草地方の『世界遺産巡礼の道』」を創設 サイト公開し魅力発信

21/05/06

長崎県はこのほど、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」や関連遺産をたどる「長崎と天草地方の『世界遺産巡礼の道』」を創設、公式ウェブサイトを開設した。地域の歴史を伝えるストーリーを訪ねる旅を提案する。

「巡礼の道」は、長崎県、熊本県にまたがる総延長465キロに、35の巡礼路を有するルート。起点を平戸市の平戸港交流広場、終点を長崎市の大浦天主堂とし、世界文化遺産や関連遺産があるエリアを地域に根付くストーリー5テーマに分けて構成している。

各エリアのテーマは、「密かな聖地を巡る道」(平戸市)▽「新天地への開拓移住の道」(佐世保市、小値賀町、新上五島町、五島市)▽「希望を与えた予言の道」(長崎市)▽「キリシタン大名と少年使節の道」▽「キリスト教繁栄と島原・天草一揆の道」。

頭ヶ島天主堂

新上五島町の頭ヶ島天主堂

今後は、パンフレットの作成やアプリの開発、ルートサインの整備、イベントを予定。県内外に「巡礼の道」への旅を呼びかけていく。
サイトURLはhttp://oratio.jp/pilgrimage

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