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巨大「ご神木」が温泉地を練り歩く 稲取温泉で9月30日に奇祭「どんつく祭」開催/静岡

稲取温泉(静岡県東伊豆町)では9月30日、「どんつく祭」が開かれる。コロナ禍を経て復活。温泉街に宿泊して天下の奇祭とフードイベント、打ち上げ花火に酔いしれよう。

素盞鳴神社の例大祭では、その年に成人する男性が「お面さん」と呼ばれる赤色と青色の天狗面をかぶり、男性器を模した棒で住民を突きながら民家を巡る儀礼があることから、この祭事の一部を観光祭化。男性器をかたどった「ご神木」をみこしに載せ、会場を練り歩く。最も大きいご神木は長さ4・2メートル、直径80センチ、総重量2・2トンにものなるもので、「奇祭」として注目を集めている。

どんつく祭

「ご神木」に夫婦和合や子孫繁栄の願いを込める

コロナ禍で休止していたが、復活の声が高まり、実行委員会や稲取温泉旅館協同組合を中心に企画を検討。観光庁「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」に採択され、復活することになった。

当日は19時からイベントが始まり、翌日の10月1日は「どんつくフードフェス」を開催。両日とも20時40分から花火を打ち上げる。

会場は稲取温泉内の特設会場。

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