勇壮な「起し太鼓」や屋台行列の歴史絵巻 飛騨市で4月19・20日に「古川祭」/岐阜
25/04/15
岐阜県飛騨市では4月19・20日、市内中心部で伝統の「古川祭」が開かれる。11年ぶりの土日曜の開催とあって例年以上の盛り上がりは必至。ユネスコ無形文化遺産・国重要無形民俗文化財登録の地元の矜持を感じたい。
同祭は、気多若宮神社での神事、神輿行列、屋台行列、勇壮な「起し太鼓」で構成。「起し太鼓・屋台行事」はユネスコ無形文化遺産登録、国の重要無形文化財指定を受けている。
「起し太鼓」は、まつり広場で祝い唄「若松様」の大合唱、大太鼓の乱れ打ちによる「打ち出し」でスタート。賑やかな提灯行列に先導され、行列は20日の0時過ぎまで市街地を練り歩く。小太鼓との激しい攻防、勇壮さは迫力十分。

勇壮な「起し太鼓」
屋台行列は19日朝から全9台の豪華絢爛な屋台が各町内をめぐり、20日は、早朝からまつり広場に曳き揃えられる。獅子舞やからくり人形、子ども歌舞伎の奉納もあり、時代絵巻の艶やかさを演出する。「夜祭」でフィナーレ。
詳しくはhttps://www.hida-kankou.jp/event/408へ。
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