一夜城と小田原城で歴史感じるイベント 小田原市らが市制80周年と小田原城天守閣60周年記念事業、12月18日から/神奈川
神奈川県小田原市と小田原ツーリズムは12月18日から、市制80周年と小田原城天守閣60周年の記念事業として「一夜城×小田原城 令和に蘇る小田原合戦―一夜城イルミネーション大茶会と小田原城北条市」を開く。石垣山一夜城と小田原城を会場にイベントを開催。コロナ禍で落ち込んだ地元観光の回復につなげる。2021年1月3日まで。
「一夜城イルミネーション大茶会」は、戦国時代、小田原攻めで豊臣秀吉が本陣を構えた石垣山一夜城を、秀吉の華やかな世界観を黄金色のイルミネーションで演出。市制80周年を記念した梅のロゴがモチーフのフォトスポットも設置する。初日の12月18日は横浜市のパシフィコ横浜ノースで開かれる「お城EXPO」とオンラインでつないでの中継を行い、一夜城に歴史好きタレントを招いてトークショーも実施する。
時間は17時30分―20時の予定。コロナ対策として1時間ごとの入れ替え制。チケットは事前予約制で車1台につき2千円。平日は1千円。徒歩やバスの場合は1人600円、平日400円。小学生以下は無料。じゃらんサイト(https://odawaratrip.com/special/gold.html)から予約できる。
また、昼は秀吉が同城に千利休を呼んで茶会を開いたという歴史から、茶室を再現し茶会も実施。一夜城限定御城印の特別販売も行う。
「小田原城北条市」は12月19―20日、北条氏が開いていた「北條六斎市」をモチーフに、同城二の丸広場に飲食や伝統工芸などの店舗が出店。イベントも用意しているほか、北条氏を支えたとされる風魔忍者による「風魔忍者教室 ちびっこ忍者体験」も。
なお、同事業は観光庁がコロナ禍からの旅行需要の回復などを目指して推進する「あたらしいツーリズム」の一環として実施する。
- 唐門の限定開門や得仁堂の特別公開 小石川後楽園、東京都「文化財ウィーク」にあわせ11月3日に特別企画/東京(24/10/25)
- 菊の大輪が秋の園内を彩る 神代植物公園で10月26日から菊花大会/東京(24/10/22)
- 馬と自然に親しむ秋の一日 北杜市で10月13日に「ほくと馬のまち祭り」/山梨(24/10/11)
- 東京の秋を感じてまわる 都立9庭園で10月12日から「紅葉めぐりスタンプラリー」/東京(24/10/09)
- 新紙幣肖像の偉人ゆかりの地をめぐる 港区、12月2日まで謎解きラリー/東京(24/09/25)