名品と本物の桜で春の歴史情緒を 東京国立博物館、3月15日から恒例「博物館でお花見を」/東京
22/02/18
東京国立博物館(東京都台東区)は3月15日―4月10日、今年も「博物館でお花見を」を開く。桜をモチーフにした日本美術作品の展示、庭園での本物の桜を通して春の歴史情緒を感じてもらう、トーハクの春恒例の人気企画だ。
展示作品は絵画や陶磁器、着物など幅広く。主な作品は、飛鳥山花見▽桜山吹図屏風▽観桜図屏風▽桜に春草図▽色絵桜樹図透鉢▽小袖 紫白染分縮緬地笠扇桜文字模様▽桜蒔絵硯箱▽桜花山鵲図鐔▽色絵桜樹図皿―など。
また期間中は、同館公式鑑賞ガイドアプリ「トーハクなび」を使ったスタンプラリー形式のクイズ「さくらスタンプラリー」も開催。館内のポイントで作品にちなんだクイズが出され、すべてのクイズに正解すると、オリジナルのプレゼント画像がダウンロードできる。
そのほか、桜をモチーフにした作品や桜をテーマにした俳句を募集する東博句会「花見で一句」も。本館北側の庭園は今年も開放し、ソメイヨシノなど約10種類の桜の美が楽しめる。改修が完了し、ベンチなどを増設、園内を散策しやすくなった。
入館は3月末まで事前予約制。4月1日からは予約なしで入館できるようになる。詳しくはhttps://www.tnm.jp/へ。
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