夏からの道内周遊をお得に便利に JR北海道、6日間パスやウポポイ開業記念、函館パスなど企画きっぷ発売
JR北海道は7月17日、夏からの道内周遊に便利な企画きっぷ3種を発売する。北海道の「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」を活用したもので、コロナ禍で落ち込んだ道内の観光、交通需要の喚起につなげる。
「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」は、通常2万4千円を1万2千円で購入できる破格の設定。お盆期間と年末年始を除く7月23日―来年1月31日の間、道内の特急、普通列車、JRバスが6日間乗り降り自由で、さらに4回まで普通車指定席も利用できるという優れモノだ。道内を長期滞在でぐるっとめぐるには欠かせないアイテムになる。発売は来年1月25日まで。
白老町に7月12日にオープンした注目の施設「ウポポイ」への「開業記念ウポポイきっぷ」は8月30日までの販売、利用。同施設の入場券もしくは事前予約を確認できるものを持つ人が購入対象で、札幌―白老の特急普通車自由席の往復利用ができる。通常大人5600円が3800円になり、同行する小中学生は500円と、家族での利用がおすすめ。

ウポポイ(民族共生象徴空間)へも便利に
(公財)アイヌ民族文化財団提供 ※画像はイメージ
「はこだて旅するパスポート」も8月末までの販売、利用。函館のフリーエリア内のJR、函館バス、函館市電、道南いさりび鉄道が乗り降り自由に。1日利用は大人1350円、2日利用は同1830円と通常のほぼ半額。函館をゆっくりじっくり旅したい人は入手が必須だ。
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