安全性とサービス、快適性を向上 嵯峨野観光鉄道、27年春にトロッコ列車新車両を導入/京都
嵯峨野観光鉄道(京都市右京区)は、京都嵯峨嵐山・亀岡エリアを走るトロッコ列車の新車両を2027年春に導入する。開放感あふれるスタイルで快適性やサービス、安全性などを向上。沿線や保津川渓谷の自然美を求めた旅をグレードアップさせる。
新車両は安全性とサービスの向上を目的にJR西日本テクノスが製作するけん引車と客車。車体衝突時の安全対策やモニター装置採用による異常検知・故障時の乗務員支援など安全性・安定性の向上、乗り心地の向上や座席間隔・通路幅の拡大、天井や側面がガラス張りで開放感のある車内、4カ国語対応の車内表示器を設置、特別室の導入など快適性・サービスの向上を図るほか、環境に配慮した車両性能も。

車両イメージ(デザインは検討中)
なお、現在運行している車両は26年の営業運転で引退する予定。
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