ミツカンミュージアム、見学コース増やし7月23日にリニューアルオープン/愛知
大手醸造メーカー・ミツカンは7月23日、愛知県半田市の「ミツカンミュージアム(MIM)」をリニューアルオープンする。見学コースの増加やホールの新設など、従来から内容を充実。同社が手掛けてきた食酢づくりの歴史や文化を、より深く楽しみ、学べるようになる。
MIMは2015年11月に開館。展示や映像で同社の食酢づくりを紹介、寿司や鍋物をテーマにした体験で食の魅力を学べる施設として人気を集め、年間約10万人が訪れていた。今回のリニューアルに向けた改装工事のため5月7日から休館している。
リニューアルでは同館の人気の理由のひとつ、見学ツアーが2コースに増え、時間や人数に合わせた見学が可能になる。これまでの全館を見学するコースに加え、「大地の蔵コース」を新設。江戸時代の酢づくりや現在の醸造について紹介する「大地の蔵」ゾーンを自由に見学できる。
大地の蔵コースはガイドなし、要予約。定員は50人で、所要時間は約30分。入館料は大人100円、小中高生50円。
大地の蔵ゾーンにはハイド用のスマートフォンアプリも導入。日本語と英語対応で展示内容などについて詳説する。
![ミツカンミュージアム](https://tourism.travelnews.co.jp/img/180629tokai-hokushinetsu1.jpg)
「大地の蔵」ゾーン
定番の「全館コース」はガイド付き館内見学ツアー。江戸時代と現在の酢のつくり方や同社の歴史が学べるほか、同社の主力商品「味ぽん」にオリジナルラベルをつくる体験が楽しめる。要予約で定員は30人、所要時間は約1時間30分。入館料は大人300円、中高生200円、小学生100円。
また、見学コースに加え、新たな魅力として企画やイベント会場となる「MIMホール」を新設。第1回企画としてオープン初日の23日から28日まで「MIM塾2018夏」を開く。小学生対象の体験型学習プログラムで、「ちりめんモンスターを探せ」「みんなで妖怪ハンティング」など日替わりで親子向けに体験を実施する。
参加は無料。応募締め切りは7月6日で応募多数の場合は抽選となる。8、9月は「水」がテーマの企画展を予定している。
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