SDGs視点で環境を学ぶ 鹿児島市「かごしま環境未来館」が展示全面リニューアル/鹿児島
20/04/04
鹿児島市の「かごしま環境未来館」は3月20日、展示内容を一新してリニューアルオープンした。市が掲げる2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティかごしま」の実現に向けてのもの。国連の持続可能な開発目標「SDGs」の視点で環境学習ができるようになった。
同館は、市民に環境についての啓蒙を図ろうと、2008年にオープン。以降、小中学生をはじめ市内外から来館者を集め、これまでに140万人が来館した。
リニューアルでは、「奇跡の星・地球」「地球はすでに、限界を超えている」「私たちができること」「来のために行動しよう」の4ゾーンで展示。様々な展示手法でゾーンのテーマを詳しく紹介、学びを深めてもらう。見て触れて楽しく学べる体験型展示や、最新の環境情報への柔軟な対応、鹿児島の生態系や桜島・錦江湾ジオパークの取り組みなど鹿児島の環境保全活動について、解説パネルやアイコン表示でSDGsについての視点を導入するなどを展示内容に用いた。

「奇跡の星・地球」ゾーンの
液晶パネルと床面展示
開館時間は9時30分―21時。日曜・祝日は18時まで。月曜休館。入館料は無料。
URLはhttps://www.kagoshima-miraikan.jp/。
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