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ゼンリンミュージアムと長崎県、「潜伏キリシタン関連遺産」世界文化遺産登録3周年で記念展 長崎、福岡、東京で

21/10/05

地図制作のゼンリン(福岡県北九州市)が運営する同市小倉北区の「ゼンリンミュージアム」は長崎県と共同で、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録3周年を記念して記念展『遠ざかる「世界」、キリシタンが待ち望んだ「世界」』を開く。10月20日からの長崎会場を皮切りに大村、北九州、東京で来年2月にかけて開催。約40点の資料・信仰用具の展示で大航海時代の古地図に描かれた日本や、キリシタン大名とキリスト教の関わり、潜伏キリシタンのひそかな祈りなどを紹介する。

第1章「大航海時代とキリシタン大名」、第2章「遠ざかる世界と潜伏キリシタンの祈り」、第3章「再び出会った世界と日本」の3章構成で展開。ブランクス/モレイラの「日本図」、プトレマイオス/フリースの「大韃靼図」、オギルビーの「長崎図」や平戸市生月島堺目集落伝来の「お水瓶」、「ハンタマルヤ像(マリア観音像)」など貴重な資料を展示する。

日本図

ブランクス/モレイラ「日本図」(1617年)
(ゼンリンミュージアム所蔵)

長崎会場は11月14 まで長崎歴史文化博物館(長崎市)で、大村会場は12月4―24日に大村市歴史資料館(長崎県大村市)で、北九州は2022年1月5日―2月13日にゼンリンミュージアムで、東京会場は22年2月19―27日にBunkamuraギャラリー(東京都渋谷区)でそれぞれ開かれる。

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