岐阜市歴史博物館で5月16日まで特別展「壬申の乱」 美濃国から古代史最大の戦乱に迫る/岐阜
21/03/30
岐阜市は5月16日まで、岐阜市歴史博物館で特別展「壬申の乱」を開いている。貴重な資料の展示を通して、日本の古代史上最大の戦乱の深淵に迫る。
壬申の乱は、天武天皇元年に天智天皇の皇子・大友皇子に対し、天智天皇の弟で大友皇子の叔父の大海人皇子が挙兵した歴史に名を残す戦乱。今の岐阜、美濃を拠点にこの戦いに勝った大海人皇子は天武天皇となり、その後の国づくりを進めた。
特別展では、考古・歴史資料から壬申の乱の経緯に迫り、天武天皇とともに戦った美濃の豪族や壬申の乱後の美濃国成立を探る。天武天皇像や持統天皇像、複弁蓮華文軒丸瓦・重弧文軒平瓦など貴重な資料を展示。4月24日、5月8日には関連講座も開く。
開館時間は9―17時。観覧料は高校生以上600円、小中学生300円。
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