国宝ライトアップや勇壮な祭り 高岡の春を彩る祭事が目白押し/富山
23/04/04
富山県高岡市ではこの春、歴史に根差した多彩なイベント・祭事が開かれる。歴史情緒を体感する春の旅を楽しみたい。
国宝・瑞龍寺では4月29日―5月1日に「春のライトアップイベント」を開催。コロナ禍による休止を経て4年ぶりに再開。「音と光のファンタジー」と題して音楽とプロジェクションマッピングで伽藍を彩る。ライトアップで山門や仏殿、法堂が幻想的に輝く様子は必見。門前では門前市も。
高岡御車山祭は5月1日。高岡の金工や漆工などを施した桃山様式の7基の山車が町を巡行し、400年の伝統を体現する。同祭は国重要有形・無形民俗文化財の両方の指定を受け、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。4月30日は宵祭とライトアップ。
伏木曳山祭「けんか山」は5月20日に開催。江戸時代後期から続く伏木神社の春季例大祭で、昼は花山車で町を練り歩き、夜は提灯に彩られた提灯山車で「かっちゃ」と呼ばれる山車同士の激しいぶつかり合いが行われる。
東海・北信越 の新着記事