皇室コレクションや古代ガラスの世界 九州国立博物館、夏の特別展・特集展示が続々/福岡
21/07/10
九州国立博物館(福岡県太宰府市)の7月は、特別展や特集展示を集中して展開する。九州、日本の歴史を深掘りする展示で、夏の学びの時間を提供する。
特別展「皇室の名宝―皇室と九州をむすぶ美」は7月20日―8月29日に開催。宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の皇室のコレクションを九州で集中して公開する初めての機会となる。皇室の御慶事でに際して九州各地から献上された品々や、各時代の日本美術の名品を展示し、皇室の文化継承、皇室と九州のつながり紹介する。
特集展示「古代ガラスの世界―岡山市立オリエント美術館蔵品展」は10月3日まで開催中。同美術館が誇るアジアのコレクションのなかから古代ガラスの優品を展示し、その歴史、世界に迫る。

「古代ガラスの世界」チラシ
特集展示「没後350年記念 明国からやって来た奇才仏師 范道生」は、江戸時代に長崎にやってきた福建省泉州出身の仏師、范道生の彫像や絵画、書跡を展示、その功績を伝える。7月17日―10月10日まで。
企画展示「ならべてわかる本物のひみつ―実物とレプリカ2021」は、銅鐸の響きを聴いたり、仏像の玉眼の組み立てなど、実物に加えてレプリカを使って作品の魅力に迫る体験企画だ。7月13日―9月5日。
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