初代「伊予灘ものがたり」が12月末に引退、22年春から新列車に ラストランまで記念企画
JR四国は観光列車「伊予灘ものがたり」の初代車両キロ47形を12月末に引退させ、2022年春に新車両で再デビューさせる。初代ラストランまでさまざまな企画で運行開始からの7年間の感謝を発信。10―12月に開催の四国デスティネーションキャンペーン閉幕でフィナーレを飾る。
初代伊予灘ものがたりは2014年7月26日に運行開始。のべ13万人超が乗車、平均乗車率は88・7%を誇り、大洲編、双海編、八幡浜編、道後編の4便で愛媛県の鉄旅をけん引してきた。

伊予灘ものがたり1号車「茜の章」
初代のラストランイヤー企画は、ラストランオリジナルロゴの設定や、過去を振り返った映像の配信、乗客全員へのオリジナル乗車記念証プレゼント、エピソード募集企画、ラストラン特別ツアーなどを計画しており、詳細が決まり次第順次発表される。
22年春デビュー予定の新・伊予灘ものがたりはキハ185系車両の3両編成に一新するが、運転区間は松山駅―伊予大洲駅・八幡浜駅間を継続。これまでのアテンダントや地域からのおもてなしで非日常を楽しんでもらうコンセプトに、「大切な人と過ごす時間と空間」というキーワードを加え、より上質なサービスを提供する。
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